「バジーノイズ」実写映画化、JO1川西拓実&桜田ひよりのW主演で来年初夏公開

左から川西拓実(JO1)、桜田ひより。

むつき潤「バジーノイズ」が実写映画化され、2024年初夏に公開されることが決定。JO1・川西拓実と桜田ひよりのダブル主演で、監督はドラマ「silent」を手がけた風間太樹が務める。

2018年から2020年にかけて週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載され、単行本は全5巻が刊行されている「バジーノイズ」。マンションの住み込み管理人をしている清澄(きよすみ)は、音楽をPCで作り、1人奏でることだけを生きがいにしている。人と関わることも必要とせずにいたが、そんな彼に上の階の部屋に住む女性・潮(うしお)が声をかけてきた。その日失恋をしたという彼女は、毎日音漏れで聞こえてくる清澄の音楽を楽しみにしていたと告白。やがて潮が投稿した清澄の何気ない演奏動画により、自分の音楽を誰かに聞かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わり……。

清澄役の川西は「原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があるなと感じていて、自分が出来るならやってみたいという想いがあったので、この作品に参加できることがとても光栄です」とコメント。潮役の桜田は「原作を読んだ時、破天荒で周りを巻き込む自由な性格で、目が離せなくなるような潮に自然と惹かれていく自分がいました」と述べる。風間監督とむつきからもメッセージが到着した。

むつき潤(原作)コメント

絵で音を描いてみたら、本当に音が鳴ることになりました。
ひとえに読者のみなさまのおかげです。
原作をご存じの方も、映画がお好きな方も、音楽を愛する方も、
完成を楽しみにしていただけると幸いです。
僕もみなさんと同じように、風間太樹監督ならではの「バジーノイズ」を楽しみにしています。

風間太樹(監督)コメント

むつき潤さんが描く「音」の表現に魅了され、4年前「バジーノイズ」を手に取りました。シンプルな線で可視化された音楽が心地よく、ふわふわ漂って、確かに耳に届いたのです。主人公・清澄が作る音楽には、暮らしの原風景や日々の願いのようなものが込められています。誰かに届けるのではなく、あくまで自分のためのチルい音楽。その音楽が、知らず知らず、誰かの心の助けになっていて-その“誰か”である潮との出会いによって、清澄の他者との向き合いの物語がはじまっていきます。
清澄を演じる川西拓実君とは初めてご一緒します。ひとり、音楽作りに目を輝かせる彼は、きっと清澄の心の良き理解者になれるはず。潮を演じる桜田ひよりさんとは僕が懇願した再会です。破天荒な役どころを愛おしく演じてくれると思っています。楽しみにお待ち頂けたら幸いです

JO1・川西拓実(清澄役)コメント

初めまして。清澄役を演じさせていただきます、川西拓実です。
原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があるなと感じていて、自分が出来るならやってみたいという想いがあったので、この作品に参加できることがとても光栄です。
誰しもが、生きてく上で恋愛と音楽には必ず触れるものだと思っているので、観てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります。絶賛稽古中です。

桜田ひより(潮役)コメント

潮を演じます、桜田ひよりです。今回お話をいただいて原作を読んだ時、破天荒で周りを巻き込む自由な性格で、目が離せなくなるような潮に自然と惹かれていく自分がいました。風間監督が作り出す空気感が私自身とても居心地が良く、全力で役と向き合いながら演技ができるので、撮影がとても楽しみです。
方言での演技は少し不安もありますが、川西さんや風間監督、スタッフの方々とこのバジーノイズという作品を1から作り上げていきたいと思っています。

映画「バジーノイズ」

2024年初夏全国ロードショー

スタッフ

原作:むつき潤「バジーノイズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:風間太樹
製作:映画『バジーノイズ』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
製作幹事・配給:ギャガ

キャスト

川西拓実(JO1)、桜田ひより

(c)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会